月: 2011年10月

  • 歌集・句集

    吟醸の 香に添い調ぶ 蟋蟀の 歌に酔うらん 長き月夜に
    多摩川の 小川に見えし エジプトの ナイルを眺め 帰り来たれば
    満開の 桜のもとに 笑う君 心配するな 尽くせ全力
    命とる 物のほどかは 靖国の 桜となりし 学徒思へば
    わだつみを 超えて眺むる 十字星 明くる浜辺で 月の影踏み

     

    閏日の朝楽しげに雪雀

     

    那智さんと気まずい朝を迎えたい

  • 開発をつぶやく

    Gerritのmergeフックを利用して,ソースの変化をTwitterにつぶやく方法です。

    Gerritにソースをpushして,レビューアにapproveされて,Submitボタンを押して変更がマージされると,下記スクリプトが実行されます(「review_site」はGerritのインストール先です)。

    review_site/hooks/change-merged

    実行される際のパラメータは,以下のようになります。

    change-merged --change <change id> --change-url <change url> --project <project name> --branch <branch> --submitter <submitter> --commit <sha1>
    • change id: Gerrit上のURLの連番
    • change url: GerritのURL
    • project name: gitのリポジトリ名
    • branch: マージされたリモートブランチ名
    • submitter: 変更をpushした人
    • sha1: コミットのhash

    ツイート内容として,

    [プロジェクト] コミットコメントのサブジェクト GerritレビューURL
    
    例) [lhaz] Clean up of sort kind/reverse http://review.chitora.com/#change,497

    とつぶやきたい場合,change-mergedスクリプトの内容を以下のようにします。

    #!/bin/sh
    URL=$4
    PROJECT=$6
    SHA1=$12
    cd ../git/$6.git
    TITLE=`git show -s --format="%s" $SHA1`
    twt "[$PROJECT] $TITLE $URL"

    それぞれ引数を変数に引き取り,

    cd ../git/$6.git

    にてgitリポジトリのディレクトリに移動します。hooksから見た相対位置になります。

    TITLE=`git show -s --format="%s" $SHA1`

    はコミットのサブジェクトを取り出すgitコマンドになります。
    twtは自作のコマンドラインでツイートするツールですが,類似のものが使用できると思います。

  • Windows Update で無線LANのドライバが消える

    HP Pavilion Desktop PC s5750jp CTにオプションの 802.11b/g/n 対応ワイヤレスMini card LAN を装着していますが,最近の Windows Update でデバイスドライバが消える,という現象が起きました。OSは,Windows7 64bitを使用しています。

    Ralinkのドライバを更新 (3.1.9.0→3.2.1.0)して一時は解決できたかに見えたのですが,日を開けてPCを起動すると,問題が再発していました。

    このため,現時点では「システムの復元」でPCの状態を少し前に戻して無線LANで接続しています。

    解決しました。ワイアレスマウスの電池が少なくなっていたのが真の原因でした。有線マウスに換えたところ,Windows Update最新の状態で問題なく無線LANが使えるようになりました。お騒がせしました。

    有線マウスでも再現してしまいました。無線LANのHW故障が疑われます。面倒なので外付けのメディアコンバーターを購入します。

  • Google Documents List Data API アップロード編

    無変換で Google Document にファイルをアップロードするためには, ResumableUploader を使います。 file はファイルへのフルパスになります。

    ClientLoginAuthenticator^ cla = gcnew ClientLoginAuthenticator(
        "App",
        ServiceNames::Documents,
        email,
        password
    );
    ResumableUploader^ ru = gcnew ResumableUploader();
    Document^ entry = gcnew Document();
    entry->Title = "タイトル";
    entry->MediaSource = gcnew MediaFileSource(file, "application/octet-stream");
    Uri^ createUploadUrl = gcnew Uri("https://docs.google.com/feeds/upload/create-session/default/private/full/?convert=false");
    AtomLink^ link = gcnew AtomLink(createUploadUrl->AbsoluteUri);
    link->Rel = ResumableUploader::CreateMediaRelation;
    entry->DocumentEntry->Links->Add(link);
    ru->InsertAsync(cla, entry->DocumentEntry, gcnew Object);
  • Google Documents List Data API ダウンロード編

    ファイルのダウンロードには, DocumentsRequest.Download を使用します。以下のサンプルでは,再度リストを取得しています。これは, Document^ の寿命が分かっていないためです。初めのリスト取得で doc->Id が保存してあり, UI でダウンロード対象が m_id として指定されます。今回のリスト取得で比較を行い,一致した場合はダウンロードします。

    また,ネイティブクラスのメンバにマネージドクラスへのポインタ(この場合, Document^ )を持たせる方法もよく分かっていないため,上記方法をとっています。

    Stream からバッファに一気に読み込む処理がありそうなのですが, .NET がよく分かっていないので1KBずつ読み出しています。

    GDataCredentials^ c = gcnew GDataCredentials(email, pass);
    RequestSettings^ r = gcnew RequestSettings("App", c);
    DocumentsRequest^ dr = gcnew DocumentsRequest(r);
    Feed^ feed = dr->GetEverything();
    for each (Document^ doc in feed->Entries) {
        marshal_context^ context = gcnew marshal_context();
        MYSTR id = context->marshal_as(doc->Id);
        delete context;
        if (id == m_id) {
            Stream^ s = dr->Download(doc, "");
            MYBUF buf;
            array^ bytes = gcnew array(1024);
            pin_ptr p = &bytes[0];
            for (;;) {
                int n = s->Read(bytes, 0, 1024);
                if (n == 0)
                    break;
                buf.Add(n, p);
            }
  • Google Documents List Data API リスト編

    Retrieving a list of documents では, DocumentsService を使用してファイル一覧を取得していますが,後でファイルをダウンロードするときに使う DocumentsRequest.Download に Document を渡す必要があるため, DocumentsRequest を使用してフィードを取得します。

    サンプルソースは以下のようになります。

    GDataCredentials^ c = gcnew GDataCredentials(email, password);
    RequestSettings^ r = gcnew RequestSettings("App", c);
    DocumentsRequest^ dr = gcnew DocumentsRequest(r);
    Feed^ feed = dr->GetEverything();
    for each (Document^ doc in feed->Entries) {
        DocumentEntry^ entry = doc->DocumentEntry;
        entry->Title->Text; // タイトル
        entry->Updated;     // 更新時刻
    }