1年の最後,か。
30日の2時ごろバイト中,5千円札の両替を頼んできた客がいた。「500円玉より細かくしてください」というものだから,全部500円玉で渡した。「どうもすいません」とやたら低腰の客は,そのままコピー機にとりつき,もくもくとコピーを始めた。
ちらちらと観察すると,「飢狼伝説スペシャルセリフ集」などという文字が原稿に見えた。しばらくしてから俺は声をかけた。「もしかして,今日晴海に行くんですか?」。答は文字にならないごにゃごにゃとしたものだったが,そうらしかった。
それから荷物がたくさん来て忙しくなってしまい,それ以上声をかわす暇もなく,裏で牛乳に値付けしてる間に問題の客は消えてしまった。「晴海でとっつかまえて驚かせてやる」と心に誓ったが,バイトが終わって帰宅すれば,眠さに負けて寝てしまった。
深夜のセブンイレブンで大量のコピーをしていた彼。おたくっぽかったが,真面目そうで,大きなイベントを目前にした緊張感というか,期待感というか,わくわく感みたいなもんが,微妙に表れていて,好感が持てた。
暗い夜空にほそぼそと輝く星のように,妙に俺の心に印象を残した彼。「僕もコミケで売るんです」と言えばよかっただろうか。
27日に MJ-500V2 を買った。なぜか年賀状作成ソフトが入ってたのでそれを使った。うたい文句どおり,確かにらくらくに出来上がった。やはり360dpiはいい。そのあと, Tango と TeX の出力を試した。なかなかいい。
2:26
UP LASER が当たってもいない敵を倒してしまうのを直した,と思う。