2010年末から,HP ProLiant MicroServer N36L+Ubuntu Desktop 10.04で自宅サーバーを運用してきました。メインのサービスはGerritコードレビュー(含むGitレポジトリ)です。Ubuntuの最新は13.04なのですが,10.04からのアップグレード方法がよく分からず面倒だったので,サーバーをリプレースすることにしました。Node.jsを利用した多人数接続のサービスの開発も検討していて,マシンパワーも必要かな,という要求もありました。
新サーバーは「とにかく安いものを」,ということでFUJITSU Server PRIMERGY TX100 S3にしました。OSレスモデルで,型番はPYT10PZD2Xです。Amazonで¥16,500-でした。ハードディスクがついてないと勘違いしてしまったので,WD Greenの2TBと,増設メモリKingstonの8GBも合わせて注文しました。サーバーと合わせて,計¥35,594-でした。9月17日に注文して,9月19日に全部届きました。
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巨大な梱包でやってきました。キーボード(必要ない)がネックかと思われます。開けると本体は普通の大きさです。
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側面を開けるとこのような内部です。近頃の筐体は,本当にメンテしやすくてよいと思います。2TBのハードディスクを接続しようと思った時点で,「あれ?ハードディスクがある!」と気がついたのでした。
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メモリも挿して,電源ONです。このマシンはVGA ミニD-Sub15ピンコネクタしか映像出力がなくて,居間のテレビしかつながらないので,居間での作業となりました。F2キーで無事BIOSメニューが起動しました。
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DVD-Rが無かったので,CD-Rに焼いておいたUbuntu Server 12.04を起動させます。13.04は700MBを越えていて,DVD-Rが必要でしたが家にメディアがありませんでした。インストール中は,ハードディスクが2台になったので,パーティショニングのところで少し悩みました。とりあえず勘で,2TBの方全体を/homeにしておきました。
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インストールが済んで,ブートです。
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ボケてしまいましたが,ログインプロンプトが出ました。
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インストール中,aptの更新あたりが失敗(タイムアウト)してる気配で,心配していたのですが,案の定pingが通りません。「イーサのケーブル,クロスだったかな?」「今はクロスでも自動認識だよな」と思いながらも,イーサケーブルを別の口に挿したところ,pingが通りました。下の2番の口が,eth0でした。
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$ sudo ufw enable $ sudo ufw allow ssh $ sudo shutdown -P now
で電源を落とし,ディスプレイとキーボードを外して設置場所に置いてルーターと接続して,再び電源ONです。メインマシンからPuTTYでログインして,OKでした。
Ubuntu 12.10に上げようと,
$ sudo do-release-upgrade
するのですが,最新といわれて出来ません。検索すると,「/etc/update-manager/release-upgrades」の「Prompt=lts」を「Prompt=normal」に変えるとのことで,それでうまくいきました。結構時間がかかったので,「艦これ」「Cookie Clicker」で遊んでました。更新が完了し,13.04は次の日にすることにして,寝ました。
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